成功するコミカレからアメリカ大学への編入

アメリカのコミカレ出願を希望される皆さんの多くは、「節約をして、良い成績も確保して、有名4年制大学に入学!」を目指していることと思います。

コミカレに入学したからといって、このような形が自動的に降ってくるものは決してありません。

コミカレに入学した時点で、毎学期計画をたて、どのようにして大学編入をつかみ取るかをイメージしつつ準備をしていかなといけません。もしあなたがストレートにコミカレへの正規入学を果たしたとすると、1年目を終了したあたりから、編入の準備をはじめることになります。

1年といえば、それなりの時間に感じますが、2学期といえば、「たった2学期で?」とびっくりされるかも。
本当に2学期目がすぎると回りはあわただしくトランスファーを考え始めますよ。

その動きに乗り遅れると、無駄に時間を過ごしてしまうことになりかねません。

以下に2014年秋学期よりフロリダ大学への編入を果たした、KENTAさんにコミカレから4年制大学へつなげていく秘訣を聞きました:

KENTAさん

今入:コミカレから4年制大学にうまくつなげる秘訣はなんでしょう?

KENTA:
コミカレから編入の際に重要なポイントはまず高いGPAを獲得し、維持することだと思います。F-1ビザ(学生ビザ)を持つ留学生の編入にはGPA、TOEFLのスコア、パーソナルステートメントtなど判断材料はそれほど多くないので高いGPAを持つことは編入成功のための大事な鍵だと思います。

それから授業以外で大学のコミュニティと何かしら関わることも大事だと思います。私は大学のAtlas Labというところで実際に働いていました。
そこでは生徒のクラス登録、ファイナンシャルエイド(FAFSA)の申し込みのサポートやフレッシュマン学生のためのプレゼンテーションを行うなど、クラス外でも常に他の生徒や大学のスタッフと関わっていました。大学のコミュニティと関わる事で、普段手に入らない情報が入ってきたり、編入の際にも強いアピールポイントにもなります。

最後に、コミカレの段階で他の州の4年制大学の編入を考えているのなら、まずコミカレを希望の4年制大学がある州に変えてみるのもアリだと思います。 というのはそれぞれの州で編入のための要求項目が違い、単純に同じ州にいた方が楽だからです。私の場合、ワシントン州からフロリダ州に編入したときに要求事項の違いに驚いたので、早い段階で今入さんに手伝って頂きコミカレを変えてよかったと思います。

今入:USCCのサポートはいかがでした?
KENTA:
アメリカの大学は日本の大学の規模と違い、数万人生徒がいるところがたくさんあるので、なかなか大学とのコミュニケーションが取れないことが多々あります。特に私の場合日本に一時帰国していたので、さらに難しかったです。そんなとき今入さんが私の代わりに大学に連絡して頂いたり、必要書類を伝達して頂いたりと、編入にするにあたってやるべきことを全て教えて頂きました。アメリカの大学に入るには想像以上に必要な物が多かったので、最初から一人でやることは難しいと思います。さらに今入さんはメールだけではなく実際に電話を通して口頭でコミュニケーションをして頂けるので、強い安心感も感じることができます。

今年の秋からコミカレで正規授業を始められた皆さん、最初の学期ですが、スタートが肝心です。

カレッジに必ずいるアカデミックアドバイザーやトランスファーコーディネーターのオフィスをまず訪ね、進路をきっちりと考えるところから始めましょう。